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セミナー聴講

銀座のINAXギャラリーで開かれた丹下憲考氏の講演会に行ってきました。
憲考氏は言わずと知れた戦後の日本建築界の重鎮である故丹下健三大先生のご子息。健三氏亡き後の丹下事務所を引き継いで代表取締役として活動されているそうです。
『近作について』と題された講演会では、新宿の「東京モード学園コクーンタワー」を中心に、過去の事例や主に海外で進行中の幾つかのプロジェクトについて写真、図面、パース等を使いながら紹介。時折軽いユーモアを交えながら和やかに進行しました。
戦後日本の建築界を代表する人物を父として、本人もハーバート大学を卒業し建設省に出向と、エリートコースを絵に描いたようなキャリアの持ち主ですが、その分何でも出来て当たり前、息子とはいえ大看板を背負って立つのは案外気苦労の多い事なのかもしれません。自分と同世代と言うことも在って、こちらの気構えとは裏腹にむしろ親しみやすい印象の方でした。

新宿駅から副都心に至る途中にそびえる「東京モード学園コクーンタワー」ですが、その奇抜な外観に対して、三角形のコアの各辺に矩形の教室がきっちりと収まり、カーテンウォールとの隙間空間を三層毎に吹き抜けのラウンジとする平面構成は至ってシンプルで合理的。北京の鳥の巣を思わせる外装のランダムなエレメントも無駄に重厚なあちらの構造とは異なって、ドット状のカッティングシートを貼っただけの軽快さです。
多分にディスプレイ的手法というか一種の遊び心な訳ですが、良い悪いは別にして健三氏存命であったならこのデザインに果たしてGOを出したかどうかは興味が湧くところ。
思うにこの合理的精神と茶目っ気がこの人の個性なのかもしれません。
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プロフィール

よしおがわ

Author:よしおがわ
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一級建築士
インテリアプランナー
商業施設士
応急危険度判定士
既存建築物耐震診断士(木造)
震災建築物被災度判定技術者

2009年より個人事業主として活動を開始

インターアクトデザイン室 
一級建築士事務所 代表

所属団体:
千葉県建築士会
商業施設士会
NPO法人地域支援センター

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